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möscow çlub / Overlooked Works Back Then (TAPE)

2,200円

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möscow çlubが活躍していた、ほんの少し前のあの頃を思い出す事があります。 実際には私より少し下の世代で盛り上がっていて、同時代に彼らがいるという事をとても羨ましく、隅の方から見ていました。 iPhoneを初めて手にし、街を歩いた無敵感や新しい世界が始まる予感でいっぱいだったインターネット空間やデジタルの可能性。 人生の中でも幾度か思い出すだろう、稀有な時代だったと思います。 その輝きを詰め込んだ作品集を、再生ボタンを押す前に一度目を瞑ってあの時代の空気を吸い込むように深呼吸。テープから流れる音と共に「今」についても考えながら街を歩いてみたい。 「TGSO」を聞くと、未来は無限大で今からでも何でも出来る気がしてしまいます。 彼らの音楽をカセットテープというメディアで今聞くという行為自体がなんだか不思議な感じがするのですが、夜の街を歩きながら聞いて頂きたいので、持ち運べるプレイヤーもどこかで入手してください、、 (NINE STORIESより) 東京のインディー・バンド、möscow çlubが初期に発表した楽曲を集めたコレクション作品集がカセットテープでリリース! 2010年代初頭、東京の 4人組バンド、möscow çlubは豊富なアイデアを持っていた。ギターを中心としたインディー・ポップから軽快なシンセ・ポップ、ハイ・ストラットなファンクまで、あらゆるジャンルに手を染めながら、彼らの音楽ジャンルである"nerdwave"としての地位を確立した。また、インターネットや発展途上のプラットフォームを利用することで、自分たちの創作物を自分たちのペースで共有することができた。 möscow çlubはその後、アルバムに匹敵する作品をリリースしていったが、初期の頃の楽曲の多くはデジタル・エーテルに沈んでしまった。しかし、今回リリースされる初期に発表された楽曲を集めたコレクション作品集『Overlooked Works Back Then』で彼らの多彩な音楽創作へのアプローチの全貌を語ることができる。 『Overlooked Works Back Then』に収録された曲はすべてmöscow çlubの初期に発表されたもので、可能な限り多くのアイデアを試してみたいという意欲がうかがえる。「ghost dance」や「jellyfish」といったナンバーには、後にリリースされる作品の特徴ともなる、ドライヴでフックのあるインディー・ポップが形づくられている。また、「our pastime」のような生き生きとしたカットや、「sanatorium」のようなメランコリックな曲で、シンセサイザーやその他のエレクトロニック・タッチへの愛を明確にしていた。 「ECHO BEACH」の包み込むようなチルウェイヴのサウンドや、2010年代初期の定番曲でCanopies And Drapesがゲスト・ヴォーカルとして参加した「daisy miller pt.1」など、バンドの実験的なサウンドの楽曲も含まれている。 möscow çlubは、2010年代前半に日本の首都で開花したインターネットを中心としたインディー・シーンの模範であり、当時の作品は、グループがいかに冒険的であったかを思い起こさせることで、彼らのソングブックの隙間を埋めている。 Text by Patrick St. Michel

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